千野稜真騎手、調整ルームにスマホ持ち込み　30日間の騎乗停止処分

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埼玉県浦和競馬組合は10日、千野稜真騎手（20＝小久保智）に対し、3月10日から4月18日まで実効30日間の騎乗停止処分としたことを発表した。

2月28日に埼玉県浦和競馬組合処分委員会を開催。行政手続法に規定する手続きを経て、10日に処分を行った。

発表によれば、千野騎手は24年10月から今年1月にかけて、調整ルームに通信機能のある端末機器（スマートフォン）を持ち込み、監督者の許可を受けずに所定の場所以外で連絡をした。

また、他場開催に伴う騎手の自宅待機中に主催者、調教師以外と連絡を行った。

以上の理由により、競馬の信用を失墜させたとして処分した。

埼玉県浦和競馬組合は「再発防止のため、厩舎関係者への訓示や研修などあらゆる機会を通じて指導を徹底してまいります」とのコメントを出した。