落馬のムーアは来週騎乗へ「JRAのケアに感謝、設備に感動した」

　19日、京都2R・2歳未勝利でウィルソンウェイ（牡＝斉藤崇）はスタート後につまずき、騎乗したライアン・ムーア（40）が落馬、競走中止となった。

　検査を受けた結果、JRAはムーアが背部を負傷したと発表（馬は異常なし）した。騎手変更は以下の通り。3Rモレイラ、4Rルメール、5R川田、6Rルメール、9R西村淳、11R藤岡康、12Rモレイラ。

　幸い大事に至らず、ムーアは「レース中にハプニングがありました。JRAの皆さんにケアしてもらい、凄く感謝しています。レントゲン設備もあって、感動しています。その後のレースに乗れなかったのは残念だけどケアしてもらって元気です」と前を向いた。

　来週は騎乗する予定で、ジャパンカップ（26日、東京芝2400メートル）は連覇が懸かるヴェラアズールの騎乗を依頼されている。