【競馬ＪＲＡ】ストライキを決行した３労組が共同声明発表　今後も交渉申し入れる姿勢 [ネイトのランプ★]

１８日の競馬開催でストライキを決行したＪＲＡの３労組（関東労、関西労、美駒労）が２２日、共同声明を発表した。

売り上げの減少で２０１１年以降の採用者から新賃金体系が適用されたことにより、早期退職者が増加し、就職希望者は減少。その後に売り上げが回復したことで、新賃金体系の撤廃を全馬労を含めた４労組が調教師会に要求していた。４労組統一で春闘を申し入れ、３度の団体交渉に臨んだものの１７日に全馬労が離脱。交渉決裂となった３労組は１８日に開催ストライキを決行したが、それでも競馬は開催されたため仕切り直しが必要との結論から、１９日以降はストライキ解除に至ったと、経緯を説明した。

３労組は今後も他の要求も加えて交渉を申し入れる姿勢で、「新賃金だけは戻してもらいたかった。未来への投資として。３労組は合法的に正当な労働運動をしたことをご理解いただければ。３労組の今春闘はまだ途中。より一層団結して戦っていく所存です」と表明した。