【ジャパンC】カランダガン、ゴリアット、ロスアンゼルス、クィーンズタウンの外国馬4頭が招待受諾

カランダガン
父Gleneagles 父父Galileo 父父父Sadler’s Wells
ゴリアット
父Adlerflug 父父In the Wings 父父父Sadler’s Wells
ロスアンゼルス
父Camelot 父父Montjeu 父父父Sadler’s Wells
クィーンズタウン
父Galileo 父父Sadler’s Wells

全部サドラー

カランダガン(Calandagan)

アイルランド産、フランス調教の4歳セン馬
父グレンイーグルス(ガリレオ)
母カラヤナ(シンダー)
母はG3ミネルヴ賞2着

オーナー、アガカーンスタッドの自家生産馬、調教師はフランシス・アンリ・グラファール

2023年8月12日デビュー
デビュー戦は3着だったが馬場入場後、騎手を振り落とした事がきっかけで去勢される
クラシックには出走出来なくなったが3歳4月から重賞3連勝を挙げ初のG1出走となった英国際Sでコースレコードが更新される中、後方から追い込みシティオブトロイの2着となる
その後も異なる条件でG1を3戦連続2着とした後、4歳5月のサンクルー大賞でG1初勝利
そこからキングジョージ、英チャンピオンSを連勝している

13戦7勝、G1三勝、デビューから3着を外していない

ゴリアット（Goliath）

ドイツ産、フランス調教の5歳セン馬
生産はドイツの名門シュレンダーハン牧場、調教師はフランシス・アンリ・グラファール、筆頭オーナーはレゾリュートブラッドストック

父アドラーフルク(インザウイングス)
母ガッシュ(シャマーダル)

3歳5月デビュー
鶏跛の特徴を持ちデビューからセン馬として走る
デビュー戦から3連勝を挙げ4歳5月にG3エドヴィル賞で重賞初勝利
6月にロイヤルアスコットのG2ハードウィックSで伏兵ながら2着に入ると7月に同条件のキングジョージに出走
ここではオッズ25対1で9頭中8番人気ながらオーギュストロダン、レベルスロマンス、ブルーストッキングら格上を相手に楽勝

このレースまでは生産牧場のオーナーウルマン男爵が筆頭オーナーだったが勝利後アメリカのジョン・スチュワート率いるレゾリュートブラッドストックが筆頭となる

その後はオーナーの意向で海外展開しJC、香港のQE2Cに出走
5歳となる今年は成績が不安定だがバーデン大賞を勝利している

17戦8勝、G1二勝

ロスアンゼルス (Los Angeles)

アイルランド産、調教の4歳牡馬
オーナーのクールモア馬主グループによる自家生産馬
調教師はエイダン・オブライエン

父キャメロット(モンジュー)
母フリークエンシャル(ダンシル)、五代母アーバンシーの一族

2歳9月デビュー
2戦目のクリテリウム・ド・サンクルーでG1初勝利
3歳時は英ダービー3着の後、愛ダービーを勝利
長く使える末脚、接近戦でのしぶとさが特徴で凱旋門賞ではスタートから逃げ粘り3着
今年5月のタタソールズ金杯はメンバーが揃う中、早め先頭から一旦アンマートに交わされるも差し返して勝利
近走は不振気味となっている

15戦7勝、G1三勝

クィーンズタウン (Queenstown)

アイルランド産、調教の5歳セン馬
オーナーのクールモア馬主グループの自家生産馬
調教師はエイダン・オブライエン

父ガリレオ
母ウェア(デインヒルダンサー)

3歳4月デビュー後、3戦目で初勝利
4歳4月以降は主に2800メートル以上の長距離戦で使われ長距離のスターだった寮馬のキプリオスに２戦続けて2着となった事もある
5歳となった今年の後半から重賞で頭角を表し8月のイボアHでは人気薄ながらエシカルダイヤモンドの3着
10月にはカドラン賞、ロワイヤルオーク賞とフランスのG1に続けて参戦しそれぞれ3着、2着
メンバーが固定化されやすい長距離戦において常連のコルトレーン(引退)、セヴィナズナイト、ダブルメジャーらを相手に好走し来年以降の常連となる事が期待される