【4Kリマスター】1996年オークス（GⅠ） | エアグルーヴ | JRA公式

2024年5月15日 2024年5月15日

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「JRA70周年特別企画メモリアルヒーローファン投票」によって、オークスのメモリアルヒーローに選出されたエアグルーヴが優勝した1996年のオークス（GⅠ）の「4Kリマスター」映像です。

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【～未来に残したい伝説のレース～　1996年オークス（GⅠ）解説】
オークスまでの道程は、まさに山あり谷ありだった。阪神3歳牝馬ステークス（現在の阪神ジュベナイルフィリーズ）はビワハイジに逃げ切られて惜敗。チューリップ賞ではそのビワハイジに5馬身差で雪辱を果たしたが、桜花賞は直前で熱発してしまい、回避を余儀なくされた。

迎えた1996年のオークス。エアグルーヴはそれまでの鬱憤をすべて晴らすような走りを見せた。3コーナーから抑え切れない手応えで進出すると、直線早めに先頭に立ってゴールへひた走る。最後は追い込んできた桜花賞馬ファイトガリバーを1馬身半抑え、ついに世代の牝馬の頂点に立ってみせた。オークスは13年前、母ダイナカールが歴史的な激戦を制して勝利したレース。母娘制覇は史上2例目、じつに42年ぶりに達成された快挙だった。

その後、4歳秋には17年ぶりの牝馬による天皇賞制覇を果たし、26年ぶりに牝馬としてJRA賞年度代表馬を受賞。オークスは、そんな美しき女帝の原点とも言えるレースだ。

【レース概要】
1996年5月26日（日曜）
4回東京4日　発走時刻：15時35分
天候　晴
芝　良
10レース
第57回優駿牝馬（オークス）（GⅠ）
2,400メートル（芝・左）

【レース成績（着順 / 馬名 / 騎手）】
1着エアグルーヴ / 武豊
2着ファイトガリバー / 田原成貴
3着リトルオードリー / 佐藤哲三
4着ロゼカラー / 藤田伸二
5着マックスロゼ / 柴田善臣
6着エリモシック / 河内洋
7着チアズダンサー / 塩村克己
8着キハク / 中舘英二
9着トウカイジャスパー / 幸英明
10着シーズグレイス / 蛯名正義
11着ウエスタンスキャン / 安田富男
12着ノースサンデー / 横山典弘（5位降着）
13着マークリマニッシュ / 橋本広喜
14着ナスケンエース / 沢昭典
15着ナナヨーストーム / 石橋守
16着カネトシシェーバー / 菅谷正巳
17着メイショウヤエガキ / 岡部幸雄
18着ハダシノメガミ / 四位洋文