イチオシ記事
1:名無しさん@実況で競馬板アウト:2022/04/21(木) 15:03:27.42 ID:eZoK7BYX0.net
昨年12月4日中山10Rで騎乗以来、頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアで休養していた柴田善臣騎手(55=フリー)が20日、美浦トレセンで調教騎乗を再開した。

赤いジャンパーに身をまとい、金鯱賞8着のアラタ(牡5、和田勇)など2頭の追い切りに騎乗。
「びっくりするほど上半身に力が入らないね。ちょっと引っ掛かる馬だったら持っていかれちゃうな」と苦笑いしながら「上半身のリハビリが始まったのが2週間くらい前。首の痛みは全然大丈夫」と充実の表情を見せた。

休養当初は投薬治療を行っていたが、めまいや頭痛などの副作用があり中止。
2月後半に手術を決断したが、現役引退の危機の可能性もあった。
「手術の方法は2つあって1つは馬を降りないと進めない手術。もう1つはしびれは残るけれど、ジョッキーを続けるならこっちの方がいいということで、もちろんそっちを選んだ。首のあたりを10センチくらい開けて、筋肉をはがして頸椎(けいつい)を削ってブリッジを入れた。それを何カ所もやったね」と生々しく振り返る。

退院当初は握力が落ち、気分転換にしていた晩酌のグラスもまともに持てなかった。
「グラスが重い重い。鏡を見たら筋肉が落ちてびっくりするほどヘロヘロになっていたよ。歳をとったのもあるけどね」と笑みは絶えない。

実戦復帰は未定。
「ここ2週間くらい体は少し動かしてきたけど、やっぱり馬に乗って使う筋肉は違う。もうちょい筋力がつかないと納得できないし、みんなに迷惑をかけちゃう」と自身の肉体と向き合う。

今年7月で56歳を迎える。還暦も見えてきたが、衰えに打ち勝ち、JRA現役最年長ジョッキーとして第一線に立ち続ける。

「なんか納得いかないもんな。俺なんか競馬に乗るしかないんだもん。馬に乗っているのは楽しいし、競馬はもっと楽しい。あと何年、じゃなくてあと何カ月、という気持ち。もう先が見えてきているから、本当に1カ月1カ月を大事にいきたい。もう少し頑張りたいね」と終始言葉をはずませ、再起を誓った。

news.yahoo.co.jp/articles/8e15ca1654a29dea4b6fe84f440141f500a45335

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Source: ターフ速報-競馬まとめ-

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