矢作調教師は数々の名馬を管理した「名伯楽」。
近年は日本のG1レースだけでなく、パンサラッサでことしのサウジカップを制するなど、海外の大舞台でも活躍馬を輩出しています。
その矢作調教師が真狩村に施設をオープンさせるのは、自身が管理する馬を休養させて次のレースに備えるためです。
毎年6月から9月にかけて函館競馬と札幌競馬が開催されますが、その双方を競走馬が移動する際に、中間地点である真狩村で一度休養させ、レースで高いパフォーマンスを発揮することを期待しています。
これまで浦河の牧場などに馬を移動させていた時間や労力が省けるということです。
施設の土地は矢作調教師が知人との縁で取得しました。
コテージは馬の世話をする厩務員の宿泊施設として使用されますが、施設を使用しない9月中旬から5月ごろまでは、一般の人も利用できるようにするということです。
コテージは3棟作られ、矢作調教師が管理した名馬にちなみ「コントレイル棟」「リスグラシュー棟」「ラヴズオンリーユー棟」と名付けられました。
それぞれの名馬にちなんだ装飾を施し、宿泊者限定のタオルを用意するなど、競馬ファンなら一度は泊まってみたいと思わせる仕掛けも考えているといいます。
今月末には報道陣向けにお披露目会が開かれ、コテージに関する詳細も発表される予定です。
この施設のオープンに真狩村は「世界の矢作厩舎の施設がオープンすることで、競馬ファンなど新たな関係人口の交流が生まれることを期待している」と話しています。
news.yahoo.co.jp/articles/897890003b44c691a58777f09148b000ca872d03
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Source: 競馬総合まとめ速報