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1: 名無しさん@実況で競馬板アウト 2023/07/04(火) 11:17:26.38 ID:6fwmm1y30
三浦皇成、1000勝王手から苦悩の43日間を助けてくれた先輩達の言葉とは?
news.yahoo.co.jp/byline/satoshihiramatsu/20230703-00356061

「田辺(裕信)先輩や津村(明秀)先輩、戸崎(圭太)さんらから毎レース『ここで決めるのか?』と言われたり、笑いながら『ウィナーズサークルで待機していたのに』と言われたりしました。また、日曜の最終レースだと『お祝いしたら帰るのが遅くなっちゃうなぁ(笑)』等とも言われました」

内田博幸からは次のような言葉をかけられたと続ける。
「何レースまで乗っているかを聞かれ、内田さん自身の騎乗が終わってもそこまで残っていると言ってもらえました。ありがたいと思う反面、ますます早く決めなくては、という気持ちにもなりました」

「勝てなくなって5週目には、腰に違和感を覚えるようにもなりました。そこで、川田将雅先輩に、すがる思いで『ダメです、勝てないです』と、こぼしました」
すると、経験豊富なトップジョッキーは、目からウロコが落ちるような的確な答えを返してくれた。
「『レースだけでなく、週半ばの調教や関係者と話すうちに、必要以上に張り詰めてしまい、そこから生じた少しずつの乗り方のズレが最終的に腰に来たのでは?』と助言をしてもらいました」
言われてみれば、思い当たる節があった。
「早く達成しないと、という思いから、自分でも知らず知らずのうちに日々のトレーニングが過剰になっている事に気付きました。また『ここまで積み重ねて来たのだから、あとは心の芯の張りつめた部分を解きほぐした方が良い』とも言っていただき、馬と自然に接する事を忘れていた自分に気付かされました」

その後の1000勝達成のセレモニーには、多くの騎手仲間が駆けつけてくれた。田辺や津村、戸崎に、満面の笑みを見せる内田の姿もあった。そんなメンバーを見て「皆、いじって来たけど、お陰で張り詰めた気持ちを和らげてもらえ、ありがたかった」と思いつつ、苦しんだ1月半を冷静に振り返る自分がいた。
「川田先輩からは『この勝てない期間を、いつか勝てるから、と軽く考えていては進歩しない。しっかり向き合う事が、今後の成長につながるはず』とも言っていただきました。実際、悩み、考えて、正直、苦しかったこの1カ月半の自分と向き合った経験を、これからの騎手人生に活かさないといけないと考えています」


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Source: ターフ速報-競馬まとめ-

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