JRAの古川奈穂騎手=栗東・矢作芳人厩舎=が大井競馬場で5月15日から3週間、地方の吉井章騎手=大井・松浦裕之厩舎=が5月16日から滋賀・栗東トレーニングセンターで2週間、それぞれ調教に騎乗することになった。矢作調教師が5月11日、明らかにした。
今回は大井出身でもある矢作調教師と、親交のある松浦調教師が協議した結果、今後の日本競馬全体の底上げになれば、という考えのもとで実現したもの。地方の騎手が栗東で調教騎乗という事例は今までにあったが、中央の騎手が地方に滞在し、調教に騎乗するのは極めて異例のことになる。
矢作調教師「当厩舎所属の古川奈穂は5月15日から3週間、大井競馬場で調教騎乗することになりました。同時に大井所属の吉井章騎手は2週間、栗東で調教騎乗します。
古川には異なった厳しい環境に身を置くことで、騎乗技術だけでなく、心身ともに鍛錬し、初心に戻って、努力してほしいという思い。吉井君にはJRAの芝馬に乗ったり、様々な調教コースや矢作厩舎の仕上げを経験することで、自身だけでなく、大井全体にフィードバックしてほしいという思いがあります。
これは大井の松浦調教師と私が共感して練り上げ、大井競馬場、NAR、JRAの協力をいただいて実現した初のプロジェクトになります。
地方と中央のさらなる交流の発展と、日本競馬全体を底上げして、ともに海外の一流馬と闘うための一助になれば、と考えています」
news.yahoo.co.jp/articles/1f1de5017986de4217e694760da96273af485f1b
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Source: ☆うまなみ・競馬にゅーす速報