注目の最終追いは先週に続いてルメールがまたがり、ウッドでシルヴァーデューク(3歳1勝クラス)と併せ馬。
リードホースの1馬身後方を淡々と追走すると、持ったままで4コーナーへ。
直線を向いても最後まで鞍上の手綱は微動だにしなかったが、自らハミを取って豪快なストライドで半馬身先着フィニッシュ。
終始馬なりにもかかわらず、ラスト1ハロンは11・2秒(6ハロン83・6秒)の快時計をマーク。
直線での推進力は前走時よりさらにすごみが増していてここにきての成長&充実ぶりを如実に物語る最終追いとなった。
手綱を取ったルメールは「(遅れた)先週の3頭併せも時計、動きは良かったけど、今朝の併せ馬は自分から動いていて最後もいい脚。
厩舎スタッフの努力もあって馬はベストコンディションにあると思います」と万全を強調。
また同馬の素質に関して「ハービンジャー産駒らしく体は大きいし、バランスもすごくいい。GⅠレベルの馬体ですね」と高く評価する。
今回は4着敗戦のホープフルSと同舞台だが「(ホープフルSも)いいパフォーマンスはしていました。
中山の方が直線が短いけど、共同通信杯のように好スタートで前に行ければいいペースを保てます。
ポジションさえ取れれば勝てそうですね」とV宣言まで飛び出すほど。
勝利を呼び込む好調教で、怪盗ファントムが混戦から一歩抜け出した。
tospo-keiba.jp/pickup-training/30218
続きを読む
Source: 競馬総合まとめ速報