日本調教師会が馬運車に厩舎で働く人材募集の広告を掲載　３６台が全国を走る予定

日本調教師会は１０月１２日、今後に向けた厩舎の人材確保を目指して、新たに競走馬を輸送する馬運車に車体広告を実施することを発表した。ＪＲＡの関連会社である日本馬匹輸送自動車株式会社に依頼して、同社が保有する約９０台のうち、３６台の車体後部と両側面に掲載する。

広告には「厩舎スタッフ募集中」の文字とともに日本調教師会のホームページのＱＲコードが載せられており、「次の名馬を育てるのは君だ！」などのキャッチフレーズが添えられている。

日本調教師会関東本部業務担当・斎藤誠調教師「ラッピングカーですので、『走る広告塔』として競馬ファンや馬術を行ってきた方はもちろん、それ以外の多くの方々にも知っていただければと思い、企画しました。馬運車に興味を持っていただいている方は多いと思いますし、競馬場の周辺や、美浦トレセンから競馬場に向かう道中でも見ていただける機会があると思います。また馬運車にはＱＲコードも貼ってあります。危なくない程度で交通安全にも配慮していただき、是非見ていただければと思っています」