右前肢の繋靱帯(けいじんたい)炎から1年1か月ぶりの復帰戦。以前の状態にどこまで戻っているかがカギと捉えていたが、杉山晴調教師にそれを覆された。「けがもしてますし、もう5歳ですから、若いときと比較するということ自体が違うんじゃないかなという気持ちもします」。陣営は過去を追わず、目の前を見据えていた。
では、今のデアリングタクトはどんな馬か。松山、杉山晴師はともに「ピッチ寄りの走法フォームになった」と指摘する。この日の動きからも、その点は顕著。小刻みに四肢を動かし、リズミカルに地面を蹴っていた。休養前と比べると、ストライドが小さくなったぶん、見た目のスピードが増したように感じる。これなら、20年桜花賞以来のマイル戦にも対応できそうだ。
体調についても、指揮官の自信が伝わってくる。「馬体の張りや毛づや、内臓面のコンディションは今までで一番いいんじゃないか」。馬体が480キロ台に増えたのも好調の証しだろう。「まずは無事にというところですけど、出るからには結果を出したい」と松山は言い切る。5歳になった3冠牝馬がアップデートした姿で再出発を切れるはずだ。
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