「当然、不安や心配があったんだけど、『それでも』という気持ちもありました。ただ、ゲートを出た時点でサウジとは違っていましたからね。普通なら惨敗のレース。よく3着まで差を詰めた、と改めて能力を感じました」
―その後に、アクシデントについて主催者に質問及び要望書を送り、その回答書もXで公開した。
「正直、個人としては何の得にもなりません。ただ、来年以降の日本馬に対し、繰り返してほしくなかった。日本競馬を引っ張っているという自負はあるので、その部分での矜持(きょうじ)というか、責任感が強かったね。もう一つは(JRAで)馬券を売っているレースということ。1番人気を管理する人間として、説明責任があるという意識は強かった」
―来年も目標になる?
「ドバイの前から、来年はサウジの連覇を狙ってからドバイへという話でした。そこに“宿題”が残ったからね。その思いは強くなりました」
―今秋のプランを改めて。
「日本テレビ盃(10月1日、船橋)からBCクラシック(11月1日、デルマー)を目指します。BCは2つ勝っているけど、今度はクラシックを勝ちに、これだけの馬で行けるというのはね。何とかしたい」
―その後に考えていることは。
「ひとつファンに伝えたいのは、絶対にどこかで芝を使います。オーナーとも話をしていますし、できれば日本のどこかでと考えています」
(注) レース前に抜き打ちの採尿検査を行うため、30分ほど個室に入ることに。装鞍所へ行く準備時間も短くなるなどの影響で、非常にイレ込んだ状態でレースに臨むことになった。
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Source: 競馬総合まとめ速報