英国で最も権威のある「タイムフォーム」は25日、日本時間23日未明に行われたG1サウジC(ダート1800メートル、キングアブドゥルアジーズ)の結果を反映した最新レーティングを公表しました。
直線で粘り込みを図った香港のロマンチックウォリアー(せん7、父アクラメイション)をゴール寸前に抜き去ったフォーエバーヤングに与えられたレーティングは131+(+は数値より高いレーティングを保持していると思われる馬につけられる記号)。首差で2着となったロマンチックウォリアーも自身最高となる129+を獲得。3着以下を10馬身以上引き離した2頭の評価は飛び抜けていて、フォーエバーヤングの131+は21年優勝のミシュリフの129を上回って、過去のサウジC勝ち馬で最高のレーティング=最強馬となって輝いています。
ダートと芝の違いはありますが、一昨年のドバイシーマクラシック(G1、芝2410メートル)で2着に3馬身半差をつけて優勝したイクイノックスが得たレーティングも131+。フォーエバーヤングは現段階で、これと肩を並べています。
イクイノックスは日本の秋競馬のパフォーマンスでレーティングを136にまで上昇させましたが、フォーエバーヤングも4月5日のドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、メイダン)の結果いかんで、さらなる上積みが期待されます。
好敵手のロマンチックウォリアーが次走は芝のドバイターフ(G1、芝1800メートル)に向かうことを決めているため、ドバイWCの前売りはフォーエバーヤングが単勝1・8倍から2・0倍の抜けた1番人気。サウジCを自重し、連覇に賭けるローレルリヴァー(牡7、父イントゥミスチーフ)が5・0倍から6・0倍の2番人気となって、一騎打ちの様相を呈しています。
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Source: ターフ速報-競馬まとめ-