福永祐一調教師の「西日」発言、今になって評価され始める。ジョッキーカメラで西日の強さが知れ渡り

　JRAの公式ユーチューブチャンネルで1日、連覇を果たしたレモンポップ（牡6、田中博）など4頭のジョッキーカメラが公開された。

大きな話題となっているのは、最後の直線で視界に入ってくる強烈な「西日」だ。どのジョッキーカメラも正面から強烈な西日を受けていることがわかり、X（旧ツイッター）では「ジョッキーカメラ動画見てると、冬場の中京競馬の西日がキツすぎます。直線はほとんど見えません」「今さっきジョッキーカメラ見たけど、ほんと直線に入ってからの西日がスゴいね。光に吸い込まれるみたいな景色だった」と、ファンの衝撃の声が上がっている。

18年のチャンピオンズCでは2番人気で11着に敗れたケイティブレイブの福永祐一騎手（現調教師）がレース後、「こんなに負ける馬ではない。直線も伸び負けたというより、伸びていないという感じ。レース前に物見をし西日を嫌がっているようだった。そういうところが出たのかも」とコメントし、SNS上で大きな反響があった。

ジョッキーカメラを見たファンの中には当時を振り返り、「チャンピオンズカップのジョッキーカメラは見るたび、こりゃ確かに西日で走りたくない馬も出るよなと思う」「レモンポップのジョッキーカメラ見て改めて前に福永さんが西日って言ってたのわかるな、これはまぶしい」「数年の時を経てジョッキーカメラの導入によって福永祐一調教師の『西日を嫌がった』コメントが実際にかなり影響あったことが判明したのか。というかまぶし過ぎてほぼ前方見えへんやん」という声も上がった。