Cデムが有馬記念当日まで国内騎乗へ　「久しぶりの日本での騎乗を楽しみにしています」

名手が２年ぶりに帰ってくる。クリスチャン・デムーロ騎手（３２・イタリア出身＝フランス拠点）が２０２２年以来となる短期免許を取得して、再来日を果たす。
期間は天皇賞・秋ウィーク（１０月２６、２７日）から、年末の有馬記念（１２月２２日）当日まで。来日週は土曜が京都、日曜が東京での騎乗。身元引受調教師は斉藤崇調教師で栗東所属の形から、週末のレースに参加。約２か月間、日本の競馬を盛り上げる。

　ＧⅠエリザベス女王杯をジェラルディーナで制したのが約２年前。昨年はエースインパクトとのコンビで、通算２度目となるＧⅠ凱旋門賞奪取に成功した。
欧州の競馬シーンで活躍中のトップジョッキーが、さらに腕を磨いて国内のターフに舞い戻る。すでに国内での実績は十分で、知名度も高い。確かな騎乗技術に加え、
人柄も言うことがない。大の親日家で知られており「今、フランスで日本語のレッスンも受けています。久しぶりの日本での騎乗を楽しみにしています」と〝第２のホーム〟でのライディングを心待ちにしている。

　すでに複数のＧⅠレースの騎乗オファーも舞い込んでおり、ビッグレースで欠かせない存在となるのは間違いない。
今秋も、ブリーダーズＣシリーズ（１１月１、２日）に参戦予定のスタージョッキー。その冴えわたる手綱さばきを、国内外の大舞台で見せつけてくれるだろう。

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