第69回エンプレス杯 JpnII
2023年3月1日(水)
川崎競馬 第11競走 2100m(左)
天候:曇 馬場:良
[馬番/出走馬/騎手(所属)]
1番/ヴァレーデラルナ /岩田望(JRA)
2番/グランブリッジ /川田将(JRA)
3番/ナラ /深澤杏(笠松)
4番/フラーレン /坂井瑠(JRA)
5番/アーテルアストレア/菱田裕(JRA)
6番/テリオスベル /江田照(JRA)
7番/サルサディオーネ /矢野貴(大井)
8番/リネンファッション/森泰斗(船橋)
9番/ミスティネイル /松本剛(笠松)
10番/クレールアドレ /藤原幹(笠松)
[レース紹介]
古馬牝馬による2100m戦。ダート交流重賞となった直後は、1995・96年ホクトベガ、97・98年シルクフェニックス、99・00年ファストフレンドとJRA馬の連覇が続いた。地方馬では、03年のジーナフォンテンを皮切りに、05年プルザトリガー、06年ローレルアンジュ、07年トーセンジョウオーと、いずれも船橋所属馬が5年間で4勝という活躍を見せた。21年の覇者マルシュロレーヌ(JRA)は、秋にはアメリカに遠征してブリーダーズカップ・ディスタフGIを制し、日本のダートのレベルの高さをアピールした。
(斎藤 修)
[歴史]
川崎デビューで1951年に中央のオークスを制したキヨフジの名を冠し、牝馬重賞の「キヨフジ記念」として55年に創設された。当初距離は1800m、1700m、2000m、2200mとさまざまに変遷、60年からしばらく2000mで争われたが、98年に現在と同じ2100mになった。95年からJRAとの交流重賞となり、97年にGIIに格付けされた。91年から「キヨフジ記念」は副称となり「エンプレス杯」に名称変更。81年の勝ち馬スターライヒ、85年のガールライヒは、キヨフジのひ孫。01年までは夏に実施されていたが、03年からは2月下旬または3月上旬に移行された。なお12年は降雪のため取止めとなった。
(斎藤 修)
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